空と三日月と小鳥と

外資系で働くひとり親の日記。東京近県の田舎町から都内の職場に特急通勤しながら、5歳の息子と暮らす日々です。

5歳の息子の習い事 3 - 実はガチ空手塾だった

さて、空手塾に通い初めてわかったことなのですが
ここの空手塾は週5日稽古
なのですが、入塾前は
この5日のうち、通える日に通ってね
というシステムだと思ってました。
これが激しい勘違いで
基本5日とも来い!しかし学業優先で!
という指導方針。
週5日って...
そう、ここはガチな競技志向の空手塾
やるなら頑張って一番になれ!
とみんなに発破をかける師範
知らなかった...
さすがに息子、幼稚園児なので、それはムリと思い
土曜日だけ通う予定だったのですが
入塾を決めたその日に師範から
できれば日曜日も来られないか?週1日では、せっかく覚えたことも1週空くと忘れてしまってまた一からやり直しになってしまう。やるからにはちゃんと教えたいんです。
と提案されて、考えた末に、土日週2日来ることをしばらくルーティンにすることを決めました。

なんで幼稚園児の習い事にそこまで、と思うかもしれませんが
師範の言葉には説得力があったし
何より、黒帯のうまい子達の空手は
素人目にも素晴らしい
しっかりした揺るぎない体幹、基本に支えられた形の美しさ
力強い蹴りと鋭い突き
カッコいい!どうせやるならあのくらいできるようになりたい!
そう思いました。

師範は齢70を越える方なので
すごいなー、師範は。週5日も稽古つけてるのか!
と思ってたのですが
入塾してしばらくして分かったのは
師範は隣町でも空手塾を開いていて
残りの週2日はそっちで指導しているらしい、ということでした。
それを知ったとき
たとえ、相手が子供でも、人に「頑張れ」というには資格がいる。このくらい絶え間ない努力をしている人には、その資格があるだろう。
そう思いました。師範以外にも指導する先生方がいますが、基本的に毎日休まず空手塾を運営しているわけです。
自分はこれほど熱心に何かに打ち込んだことはない。すごいな。
そう思いました。